2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
本件に関しましては、日本としては、当時、実現可能な最良の提案を行ったわけでありますが、最終的にはインドネシア政府が中国提案を採用したという経緯がございます。その後、先ほど申し上げたように、工事の進展は滞っているということでありますが、我が国として、状況を引き続き注視してまいりたいと思っております。
本件に関しましては、日本としては、当時、実現可能な最良の提案を行ったわけでありますが、最終的にはインドネシア政府が中国提案を採用したという経緯がございます。その後、先ほど申し上げたように、工事の進展は滞っているということでありますが、我が国として、状況を引き続き注視してまいりたいと思っております。
当初、インドネシア側から、本件事業を見直し中速鉄道として実施する、事業詳細を作成し日本を含む各国企業に対して提示し参画機会を公平に提供する、こういった説明を受けていましたが、にもかかわらず、その方針が急遽変更され、ジョコ・インドネシア大統領の特使から、インドネシア政府として中国提案を歓迎することになったと説明を受けた経緯については、全く理解しがたく、これは極めて遺憾であると考えております。
そういう答弁を繰り返して、結局あなたたちは中国提案に賛成したがらない。そういうことは一体何を意味するかというと、実際はあなたたちは安保体制を強化して、憲法改正と相まって日本の核武装を推し進めようとしている考えがあるからです。現に自民党内にその動きがあるじゃないですか。政府は核兵器の全面禁止に対して全くまじめさがないのもそのためです。
政府はもし真に中国の核実験を禁止したいというなら、何よりも原子力潜水艦の寄港をはじめ、一切の核戦争協力政策をやめ、みずから進んで中国提案を承認し、核兵器の全面禁止と完全廃棄に努力する以外に道はないんです。はたして政府にその熱意があるかどうか、これは外交の衝に当たる椎名外務大臣のはっきりした答弁を願いたいと思います。